第31章 腰痛に悩まされる

『…は、長谷部……？』


長谷部「主…愛してます…」


『は、長谷部…ちょ、まっ…んっ…』


長谷部は私を抱き寄せたまま、唇にキスをしてきた。
そして、唇の隙間から舌が入り込めば口内を犯されていく。


長谷部「ん……は…っ」


『んんっ…ふ…』


少しザラついた舌が口内で動き回れば、不覚にも吐息が漏れてしまう。
私は、甘いキスに力が抜け長谷部にしがみついた。
すると、ゆっくりと唇が離れた。


長谷部「っ、は……主、すみません…つい」


『はぁ…いきなり過ぎっ……』


長谷部「主が愛おしすぎて…我慢出来ませんでした」


長谷部は私を強く抱き締めてきた。


長谷部「主の唇も、身体も、心も……すべて俺のモノにしたいと思ってしまう俺は…いけないでしょうか……」


……長谷部？
なにこれ、ついにヤンデレに目覚めたの？
主命はいいかもしれないけど、入り込みすぎはダメだよ長谷部…！


『は、長谷部？私も長谷部の事は好きだよ…？でも長谷部だけを愛すわけには……』


長谷部「わかっています…主が平等に皆を愛していること。だから、脳内だけでいいので…主を俺のモノにしてもいいですか？俺だけを求める主…考えただけで胸が熱い…！」


『…………………………』


なんだろう。
亀甲と同じ匂いがする。
いや、てか怖い…！
長谷部の脳内で私は何をされてるんだぁぁあ！！