第31章 腰痛に悩まされる
長谷部「いえ…、何だか男として見てもらえてない気がして、気になっただけですよ」
男として…いや、短刀ちゃんは可愛くて小さいから流石にそうゆう対象には見れないけど…長谷部は背も高いし見た目も成人男性だし、今だって萌え死ぬかもってなってるけど?
あ、伝わらなかったかな、ごめんね長谷部!
『長谷部の事、ちゃんと見てるよ?』
私は少し上にある長谷部の顔を見上げた。
すると長谷部は再びこちらを見ては、すぐに止まっていた足を進めた。
長谷部「それは、どうゆう意味で?」
『えっと……大切な、刀として……?』
長谷部「ただの刀…ですか?」
『ち、違うよ!ただの刀なんて思ってないし…!長谷部は大事な刀だよ!たまに可愛いなぁなんて思っちゃうけど…、長谷部は短刀とは違うし、なんてゆうか、ちゃんとドキドキする対象だから…!』
長谷部「……主、嬉しいです。すごく」
私の言葉に満足したように笑みを浮かべる長谷部。
そんなことを話していれば、あっという間にお風呂に到着し、脱衣場にゆっくりと降ろしてそのまま支えてくれる長谷部。
『あ。ありがとう長谷部、重かったでしょ……』
長谷部「いえ、主の身体ならいつでも支えますよ…この俺が」
そう言って、長谷部は私を抱き寄せて熱っぽく見つめてきた。