第31章 腰痛に悩まされる
〜 審神者部屋 〜
『あぁ〜暇だ……腰が痛くて動けないし、同じ体制ってゆうのも疲れるな』
私はうつ伏せだった身体を布団の上で寝返りしたが、腰の痛みに顔を歪めた。
『いった…。…これは重症だ…』
寝返りも出来ずにうつ伏せのままぐったりしていれば、ボンッとゆう音と共にこんのすけが現れた。
そして酷いことに私の腰の上にこんのすけが降り立った。
こんのすけ「主様!お久しぶりでございます!」
こんのすけは私の腰痛など知らずに、腰に乗ったままぴょんぴょんしながら挨拶してきた。
『……ぎゃぁあ、腰腰!腰痛いから降りて!意外に重いから!』
私の反応にこんのすけは驚いた様に慌てて腰から降りれば心配したように私の顔の前まできた。
こんのすけ「!?どうされましたか!」
『……いや、腰が痛くてさ』
こんのすけ「……なぜですか?」
『……なぜって聞かれても…』
こんのすけ「……ナニかしましたか?」
『……その言い方止めなさい』
こんのすけ「主様、夜伽のし過ぎには注意ですよ!主様のお身体は一つしかないんですから!でも、まさかブラック本丸に来てブラック本丸の刀剣男士達と夜伽が出来るような関係性になれるなんて、さすが主様です!政府も良くぞ主様を審神者に選びましたね…こんのすけ感動です!腰を痛めるまで刀剣男士と交われる主様…すごいです!なんだかこんのすけまで鼻が高いです!はぁ、油揚げが食べたくなりますね!現世で言ったら、おめでたい日に食べるお赤飯的な!」
私が腰を痛めてる中、勝手に一人で話を進めていくこんのすけ。
まるで一人マシンガントーク…
良くぺちゃくちゃ喋るな…この狐……
って、どんだけ油揚げ好きなんだよ…めでたい日に油揚げと……別に食べたくない…←