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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第26章 クリスマスに因んだ宴





『小狐丸、横取りはいけません』


小狐丸「こちらにたくさんあるので…どうぞ?」


そう言って、小狐丸はいなりが乗った皿を私の前に差し出してきた。


『いや、そうゆう問題じゃなくてだな…』


小狐丸「1人で食べられないのであれば、この小狐が食べさせて差し上げますよ?」


『うん、大丈夫だよ。自分で食べるから』


どうやら話が通じないようだ。この狐
私はあーだこーだ言うのを諦めて、いなりを食べた。

すると、それにつられて鳴狐もいなりを摘んだ。



〜 数時間後 〜


あれから色々な刀達と交流を深めてから、早くも数時間が経った。

次郎や太郎、日本号らはまだお酒を飲んでいるが、大体の刀剣たちは部屋に戻っていった。
その為、広間はガランとしていて少し殺風景に思えた



『皆寝たみたいだね』


私は、近くに座っていた燭台切に声をかけた。


燭台切「そうだね、主もゆっくり休んでいいよ?片付けは僕と歌仙くんでやっておくから」


『え、でも……』


燭台切の言葉に私は辺りを見渡した。

この大人数が食い散らかしたモノを片付けるのは……しんどいだろうなぁ…。
光忠と歌仙だけで片付くのか?
あ、いや、でも前回の宴では2人でやったんだよね……多分。


歌仙「あ。前回は時間のある刀剣が手伝ってくれたんだけど、今回はなんだか酔いつぶれが多いみたいでね」


『酒に飲まれたのか…皆…って、何で考えてること分かった!?』


歌仙「なんとなくだよ。主は喜怒哀楽が激しいし、顔や態度に出やすいからね」


そんなにわかりやすいのか……
気をつけよう、うん。


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