第26章 クリスマスに因んだ宴
『包丁?何してるのかな?』
包丁「乱みたいで珍しかったんだ!」
まぁ、確かにニーハイだし、スカートヒラヒラだし乱ちゃんみたいってゆうのは分かるけど……けどだよ!?
なぜ捲るんだろうか…見るだけでよくね?
なんで捲る?理解出来ないな……
『……捲る必要ってあるかな?』
包丁「んー、ないかもな!でも俺が捲りたかっただけ!」
ヤバいヤバいヤバい、ヤバいよこの子!
本能のまま生きてる……いかんぞ!
このまま大人になった包丁は……って、刀だから大きさは変わらないのか。
包丁「それと、主はどんなパンツ履いてるのか気になった!」
『…………え?』
事件です。
可愛いショタから不適切な単語が飛びました。
なんだろう、早めの思春期かな?
すると、それを聞いていた一期が気まずそうな面持ちで包丁を注意した。
一期「包丁…、そんな事を言ったらいけないよ?」
包丁「そんなこと言っても、いち兄だって見たいだろー?」
何言ってんだお前ぇぇえ!
一期はロイヤル王子兼お兄ちゃんなんだからそんなことがあるわけ……
一期「……見たくてもやってはいけないんだよ…?脳内だけにしないと…」
お兄ちゃぁぁぁぁん!?!?
お前も脳内はお花畑なのか……!!
って、弟に何教えてんだ…!!
包丁「んー、難しいなぁ」
薬研「それで、何色だった?」
包丁「主のパンツはピンk……んぐ!」
私は慌てて包丁の口を塞いだ。
『包丁、お菓子あげるから!だから黙れよまじで』
包丁「ん!んん……!わ、分かったから離せよー!お菓子5個くれたら黙っといてやるぞ!」
『はいはい、分かったから』
はぁ、油断も隙もない……。
てか、薬研もパンツの色とか聞くな!
ショタだからと言って侮れない…!