第26章 クリスマスに因んだ宴
今剣「あ!あるじさま!わぁ、ほんとうにめいどふく、きてくれたんですね!すごくかわいーです!」
『ありがとう今剣〜!いやぁ、可愛い子に褒められるとすごく嬉しいよ!』
今剣「えへへ〜、あるじさまがいちばんかわいいです!」
ああぁ、可愛すぎる!!
なんなんだこの癒し系天使は!
私は今剣を抱きしめて、頭を撫で回した。
すると今剣は嬉しそうに照れ笑いを浮かべた
小夜「……」
そんな中、小夜はずっと私の方を黙って見ていた。
え、なんだろうか…
もしかして似合ってないとか思われてる…!?
メイド服着た姿見たいとは言ったけど、なんか着てる本体が残念すぎて目が腐ったわ…とか思われてる!?
ま、まさかね…小夜ちゃんに限ってそんな……
『さ、小夜ちゃん?ど、どどどうかな!?』
あまりの緊張につい吃ってしまう。
薬研「おい、落ち着け」
薬研が良きツッコミを入れてくれるがそれどころではない。
小夜ちゃんの反応が気になりすぎて心臓がバクバクしてるから!
これで、似合わないね?なんて言われたら立ち直れない……!!!
すると、小夜がゆっくり口を開いた。
小夜「……か…」
『ん?か…?』
小夜「……かわ、いい……」
そう言いながら頬を赤らめる小夜。
あまりの可愛さに私はフリーズした。