第26章 クリスマスに因んだ宴
そんなこんなで、私は蛍丸と席に座った。
時間が経つにつれ広間に刀剣男士達が集まってくる。
そんな刀剣達は私をガン見していた。
『……な、なんか居心地悪いな…』
蛍丸「主が可愛いからだよ」
明石「ホンマに可愛ええですな…主はん」
あぁ、蛍丸ーーーーー!!!!
愛してる……もう彼氏にしたいレベル。
って、明石はどこから湧いたんだろうか
そんな事を思っていれば、いつの間にか全員が集まったので、宴ならぬクリスマスパーティーが始まった。
和泉守「…………」
たまたま隣になった和泉守がなぜか私をガン見している。
特に話しかけてくる様子もない
なんなんだ!見てるならせめて「可愛いよ」とか褒めてくれ!無言はやだよね、なんかムッツリ感じゃね?←
とりあえず私は、和泉守をチラッと見ながら声をかけた。
『……なに?』
和泉守「…!あ、いや……何でもねぇ……!」
声をかければ慌てたように目を逸らす和泉守。
何でもねぇのになんでそんなにガン見!?
てか、なんでもねぇじゃなくて一言褒めてよ、ほんとに。
あぁ、似合ってないし可愛くないから褒めるところないか……うわ、ヘコむ……!!
堀川「主さん大丈夫?顔色良くないけど…」
勝手に落ち込んでる私に気付いた堀川は、心配そうに声を掛けてくれた。