第26章 クリスマスに因んだ宴
鯰尾「えー、もっと見たいのになぁ…」
『見るために脱いだわけじゃないんだからね!』
まったく。
本当の目的を忘れて人の身体を見るな!
私スタイルいい方じゃないし、あんまり見られたくないんだけど…って、身体見られるってゆう時点で色々おかしいよね。
普段人の身体を見るって早々ないだろ
そう思っていれば鯰尾が名残惜しそうにメイド服を手にし私に着せてくれる。
鯰尾「はぁ、主のことをこのまま襲いたかったけど…今はやめときます。その代わり、後でエッチな御奉仕…してくださいね?」
そう口にしながら、いつもの可愛さとは裏腹にニヤッと色気のある笑みを浮かべた鯰尾。
そのいつもとは違う姿に、私はつい見とれてしまった。
って、エッチな御奉仕ってなに!?
『な、鯰尾…エッチな御奉仕ってなに!?』
鯰尾「ん?エッチな御奉仕はエッチな御奉仕ですよ!今日の夜、楽しみにしてますからね!」
私にメイド服を着せ終えた鯰尾はそう言い残せば部屋から出ていってしまった。
『……こ、今夜って……マジかぁぁぁあ!』
私は今夜が怖いです。
これはどうにか逃げなくては…捕まったら御奉仕させられるだろ…逃げよう。うん
私はそう思いながら髪を結って、ニーハイを履いた。