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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第21章 小さいだけで天使





『堀川…もっと一緒に居たいんだけど、私は今すぐに行かねばならない所があるの……』


堀川「そうなんですか?主さんは毎日忙しいね…あんまり無理はしちゃダメですからね?」


そう言いながら堀川は再び頭を優しく撫でてくれる。


『ありがとう……堀川、私頑張る!頑張ったらまたたくさんお話してね!』


堀川「えぇ、もちろん!」


『じゃあまた後でねー、和泉守もまたね!』


和泉守「お、おう……」


私は2人と別れて、再び左文字派の部屋へと小走りで向かった。


堀川「あれ?兼さん…そんな目で主さんの背中を見てどうしたんですか?」


なまえが去った背中を、少し寂しそうな眼差しで見ていた和泉守。
そんな和泉守の顔を覗きながら堀川は問い掛けたは


和泉守「あ?別にっ…」


堀川「あ、もしかして、主さんが行っちゃったから寂しくなっちゃいました?」


和泉守「はぁ!?そんなんじゃねぇって…!ほら、無駄口はいいから行くぞ…」


堀川「あ、待ってよ兼さん!」


誤魔化すように足早に歩く和泉守に付いていく堀川だった。


和泉守「(国広にいいとこ持っていかれたな…くっそ)」


和泉守が なまえと仲良くしている堀川に嫉妬していると、誰も知る由がなかった。


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