第21章 小さいだけで天使
『はぁ〜……疲れた……あんなに怒ることないでしょ…!またお風呂場あわあわにしてやる……もっと派手に!』
歌仙と石切丸見てろよー!
怒られた分またやり返さなければ…!
独り言を呟いていれば、小狐丸が話しかけてきた。
小狐丸「ぬしさま」
『あ、小狐丸!今すごく癒されたい気分だからナデナデさせて?』
小狐丸「ナデナデ…ですか?私は短刀みたいに小さくはありませんが…それでもよろしいのですか?」
『いいの!小狐丸の毛並みふわふわで好きだし、大きいのに可愛げあるから好き』
小狐丸「…ぬしさま…、小狐はとても嬉しいです…。思う存分撫でてください」
そう言うと、小狐丸は私の前に跪いて頭を差し出してきた。
私はその柔らかな頭を優しく撫で回した
『あー、ふわふわ……モフモフしながら一緒に寝たい…』
小狐丸「添い寝ならいつでも大歓迎ですよ」
『ほんと?じゃあ今度お願いしよーっと』
そう言いながらナデナデしていれば、広間に見知らぬ小さいショタが入ってきた。
『……ん?あのショタ誰?』
そのショタ2人は私の近くまで来ればぎゅっと抱きついてきた。
なんか見たことあるような…、誰かに似てるような……。
でもこんなショタ私は知らないぞ!!