第21章 小さいだけで天使
〜 他のテーブル 〜
三日月「はっはっはっ、本当に子供だな主は」
鶴丸「説教されてるなぁ…歌仙も石切丸もあんなに責めなくてもいいのにって思うが」
薬研「あれは大将が煽るような発言をするからだ。自業自得ってやつだな」
小狐丸「主は小生意気な幼子の様ですね」
なまえか説教されているのを少し離れた席で見ていた4人。
鶴丸「あ、そういえば薬研!昨日もらった薬なんだが…どうやって飲んだらいいんだ?」
薬研「?普通に飲めばいいんだが?」
鶴丸「いや、そうじゃなくてだな…効き目というか、飲むタイミング的な……?」
薬研「小さくなりたい時に飲めばいいんだぜ。まぁ、1回で2時間弱持つはずだから、後は旦那達に任せる」
三日月「ほう、これで小さいヤツらの気持ちを味わえるな」
小狐丸「私も試してみたかったのですが…ちょっと面白そうなので三日月殿と鶴丸殿の様子を拝見させていただきたい」
鶴丸「おう!いいぞ!今日こそ、主に可愛がられてみたい…!」
三日月「俺は主と風呂に入りたいものだ。小さければ何しても怒られない、それに風呂に入っても問題は無いしな」
薬研「三日月の旦那……何しても許されるって、それはないからな」
そんな話をしていれば、あっという間に朝食の時間を終えた。