第21章 小さいだけで天使
『な、なんで…こうなった…』
私は歌仙に捕まり、ショタの居ないテーブルへと強制的に座らされた。
歌仙「たまにはいいじゃないか」
『……歌仙がさみしん坊だからしかたないか。一緒に朝食食べてあげる』
歌仙「なぜそうなったんだい?」
歌仙をスルーして、私は手を合わせてから朝食に手を付けた。
すると、金ピカピンの蜂須賀に挨拶をされた
蜂須賀「やぁ、おはよう。今日も天気がいいな」
『おはよう〜、いやぁ、やっぱり晴れてる方が気分も上がるよね!』
歌仙「そうだね…洗濯物もよく乾きそうだ」
そんな他愛もない話をしていれば、山姥切が私の居る席に座ってきた。
『あ、まんばくんおはよ……おぉ、布なしまんばくん…激レア……!!!』
目の前に座ったまんばくんを見れば、いつもの布を被っていなかった。
私がじーっと見ていれば、まんばくんは顔を逸らした。
山姥切「あんまり見るな……」
いやぁ、まんばくん布ない方がいいよ…
こんなに美人さんなのに……!!!
私がまんばくんの容姿だったら自慢しちゃうな…「へへ、俺ってかっこいいだろー」って。
いや、ただのナルシストになるからダメだね
そんなことを考えていれば、歌仙が驚いた顔でまんばくんをガン見していた。