第20章 癒しの時間
〜 大人組 〜
長谷部「本当に主はすごいお方だ。短刀達があんなに懐くなんて」
歌仙「そうだね、主の優しさ故だろうね」
三日月「はっはっはっ。こちらまで楽しい気持ちになってくるな」
なまえと短刀達の戯れを見ながらホッコリしている大人組。
そこに、一期が顔を出した。
鶴丸「お、一期じゃないか」
一期「おや、これはお揃いで。弟達を知りませんか?」
燭台切「短刀達なら、あそこだよ」
一期の問いに、燭台切は指を指しながら答えた。
一期「あぁ、みんな主と一緒でしたか…」
なまえと戯れている弟達を見れば、一期は嬉しそうに微笑んだ。
鶯丸「あいつらは今取り込み中だから、茶を飲みながら待っていればいい」
一期「うん、そうだね。待たせてもらうよ」
そして一期は、みんなの座ってる場所に腰を下ろした。
三日月「一期よ、風呂は済ませたのか?」
一期「弟達を寝せてから入ろうかと思ってたからまだ入ってないんだ」
石切丸「なら、弟達は主に任せて…一緒にどうだ?」
小狐丸「それがいいですね。私達も、これから入りに行く予定でしたから」
一期「でも、それでは主に申し訳ないかと……」
鶴丸「平気だろ、一言声掛けとけば!」
三日月「そうだな。では鶴丸、頼んだぞ」
鶴丸「俺なのか!?」
一期「あ、いえ、ここは私が…!ではちょっと声をかけて来ますね」
一期は鶴丸達に一声かければ、なまえに近付いた。