第18章 刀の顕現作業
『とりあえず、今日の顕現はこれくらいだね』
1日で顕現出来るのは2振りくらいって言われたから、こんなもんだろうなぁ。
ほんとは全部顕現したいけど…倒れたら皆に迷惑かけちゃうだろうし。
そんなことを考えていると、長谷部が声をかけてきた。
長谷部「主、お疲れ様です」
『あ、長谷部もお疲れ様!付き添いありがとうね?』
長谷部「いえ。主命とあらば、いつでも」
『ありがとう長谷部〜、ほんとにいい子だよ…』
いい子と伝えれば言われなれてないのか少し頬を赤らめながら目線を逸らした。
そんな長谷部を見て博多が口を開いた。
博多「長谷部〜、照れてるんか?」
長谷部「なっ、照れているわけがないだろう…!あ、主…俺はこの辺で失礼します……また何かあれば呼んでください…!では、失礼します」
博多に指摘されたのがよっぽど恥ずかしかったのか、私に頭を下げた後、足早に長谷部は部屋を出て言ってしまった。
『あら、行っちゃった』
博多「へへっ、長谷部は恥ずかしがりやたい」
長谷部をからかうような笑みを浮かべる博多
ショタなのに長谷部をからかうとは……すごいショタが来たものだ……