第16章 酔い潰れにはご注意
布団に押し倒されては、そのままこちらを見下ろしてくる清光。
その目は冷たい目ではなく、熱の持って色気漂う目線だった。
『清光…ダメだよっ…』
加州「ダメじゃないでしょ…本当は興奮してるよね…ココもちゃんと反応してるみたいだし」
清光は手をするりと滑らせれば胸の突起を指で撫で回した。
『ふぁっ……!』
なまえはその少しの刺激にもすぐに反応してしまい、身体をびくつかせた。
加州「主敏感だね…、あぁ、初めてだったよね?なるべく優しくするから…俺と気持ちよくなろ?」
そのまま唇に深くキスされ舌を挿入される。
『んっ…ふ…!』
加州「んん…っ、は…」
舌をねっとりと絡められ、清光の手によって胸を優しく揉まれる。
『んっ…ぁ…き、よ…みつ……っ』
加州「っ…はぁ、主…すっごくエロい…っ…」
唇を離されたと思えば、清光の唇が首筋に移動されると一瞬動きが止まる。
加州「主……このキスマーク、誰の……?」
なまえの首筋のキスマークを見た瞬間に清光の顔が歪んだ。
『こ、これは……!』
ここでキスマークを付けた刀の名前を上げたら揉めそうだと感じればつい、吃ってしまう。
すると清光が悲しそうな顔をしてきた。
加州「主…もう誰かにヤられちゃったの……?」
『や、やってない……!身体なんて触られたことないし……っ』
加州「なら、いいや…俺が初めての相手なら…このキスマークも上書きするから……ンッ…」
そう言いながら、首筋に顔を埋め舌を這わせてくる。