第14章 宴の準備
とりあえず、清光も宴の呼び込みをしてくれるみたいだし…私も頑張らなくちゃ!
私は部屋にあった自分のエプロンを付ければ、部屋を後にした。
『…あぁ、大人数分だしうまく出来るか心配だ……でも時間も材料もたっぷりあるから頑張ろう!』
私がここの主になってから初めての宴だし、もしかしたら知らない刀剣も遊びに来てくれるかもしれないし…これは腕の見せ所だ…。
冷蔵庫を見ながら、時間のかかりそうなものを先に仕上げようと材料に手をつけた。
〜 一方その頃 〜
燭台切「今日は主が料理してくれるんだってさ」
三日月「はっはっは、それは楽しみだな」
小狐丸「…今日は何やら騒がしい…、何かやるのですか?」
燭台切「あ、今日は宴をするんだ。良かったらキミ達もどうだい?」
石切丸「……宴か」
鶯丸「気になるな…宴なんていつぶりだろうか…」
次郎「なぁに悩んでんの!気になるなら参加すればいいでしょー?はい、みんな参加〜!」
太郎「宴の席では、みな腹を割って話せますからね……主を知るのにいい機会だと思いますよ」
数珠丸「…なら、私も参加させていただきたいです…」
青江「なら僕も」
次郎「おぉ!いいねいいねぇ!今日は飲みまくらなきゃね!」
太郎「貴方はいつも飲んでいるでしょう」
どうやら声掛けを頑張ってくれているようだ。