第14章 宴の準備
喜んでくれたようで安心した。
抱きついてた清光が離れれば、清光が口を開いた。
加州「ねぇ、これ今食べてもいい?」
『うん!いいよ?』
加州「やったね〜。じゃあ主に食べさせてもらおうかなぁ」
そう言いながら私に金平糖の入った袋を渡し、口を前に突き出して待っている。
『しょうがないなぁ…、はい、あーん』
私は清光の口に金平糖を入れた。
すると口の中で転がしながら笑みを浮かべている
加州「ん、美味しい!主も食べてみて?」
『じゃあ一つだけもらうね?』
清光の言葉に甘え、私は金平糖を一つだけ貰い口に入れた。
すると口の中には甘い味が広がった
『ん、美味しいね〜……金平糖なんて久しぶりに食べたよ』
口内に金平糖を転がしていれば清光がすごくガン見してきた。
加州「主の食べてる金平糖美味しそう」
『……ん?』
何を言っているんだ?
同じものを食べているではないか…!
そんなことを考えていれば、再び清光の顔が近寄ってきた。
加州「主の金平糖もーらい」
『えっ?ちょ!まっ……んっ…!』
その言葉の後に、清光が唇を押し付けてきたと思えば口内に舌を入れられ金平糖を転がすように舌を絡められる。
加州「ん…ふ」
『ンンッ…//』
今の状況に耐えきれず、ぎゅっと目を閉じた。
加州「……ふ」
『んっ…は』
その姿を見て更に舌を絡めてくる清光
そして、しばらくすると満足したかのように唇を離した
加州「はぁ…ごちそーさま」
『…な、何やって…///!』
別に性行為をしているわけではないのに、すごくエロく感じるのはなんだろうか……!
舌の感覚がまだ口の中に残っている。