• テキストサイズ

【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第11章 着替えを盗んだ変態





『ん〜…折れた刀を治したことがないから、後でこんのすけに聞いてみるね?』


今剣「……!ほんと……ですか?」


『治るかはまだ確信できないけど、最善は尽くすよ!』


私は今剣の頭を優しく撫でた
だが、その途端怯えたようにビクッ反応した


『あ、ごめんね?怖かったよね』


あぁ、ショタに怖がられた…
な、なんたるショック…!


今剣「あ、いえ……叩かれるかと思って……」


『え…叩く…!?こんな可愛いショタを誰が叩くの…!?』


まさか、前任から暴力受けてたとか……?
だとしたら前任許さんぞ、まじで


今剣「まえのあるじは、なでてくれなかったです……たたかれるぼくのみがわりに…岩融が……グスッ」


ついにその場で泣き出してしまった今剣くん
すごく重たい過去を抱えているようだ…

私はそんな今剣をぎゅっと抱きしめた


『よしよし、私が必ず岩融を救ってあげるからね…』


抱きしめながら頭を撫でてあげれば、私の胸元に顔を埋め子供のように泣き出した


今剣「うっ、グスッ…あるじ、さま……ぼく、あるじさまにひどいこと、したのに……っ」


『ん?ひどいこと?』


私は今剣と初対面なのだが……


今剣「…ぼくが、あるじさまのきがえを…かくしました……」


『……まじか』


許す、ショタだもん
私はそんな事で怒るような器の小さい奴じゃないぜ

/ 1220ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp