第83章 荒れる本丸
燭台切「おまたせ、柿切ってきたから皆で食べようか。あ、主怪我は大丈夫だったかい?」
柿の乗ったお皿をテーブルに置きながら私の心配をしてくれる光忠。
スパダリ?こうゆうのスパダリってゆうのかな?
『光忠ありがとう!石切丸に手当してもらったからもう大丈夫!』
燭台切「それなら良かったよ。あんまり無茶はダメだよ?それに鶴さん、イタズラも程々にしないと…ね」
鶴丸「すまなかった…」
今回はいつも以上に反省してるのかしゅんとしてしまう鶴丸。
そんな鶴丸の頭をポンポンと撫でた。
『そんなに落ち込まなくても…私は大丈夫だよ。さっ、皆で柿食べよう!…ってゆうか、小夜ちゃんこの柿どこから持ってきたの?』
小夜「本丸の敷地に柿の木があって…食べ頃だったから取ったんだ」
『柿の木なんてあったんだ!私知らなかった…今度私も柿の木に連れてって欲しいなぁ』
小夜「…!もちろん。僕も主と行きたい…」
『約束ね!』
そう言うと小夜ちゃんは嬉しそうにはにかんだ。
あぁ、主の心はとても綺麗に浄化されました…ありがとう小夜ちゃん…可愛さ10000万点…
江雪「事も片付いたようなので…もう一度お茶を入れ直します。人数も増えたので」
宗三「僕も手伝いますよ」
そう言ってお茶を入れ直しに行ってくれた左文字兄弟。
心の中で感謝しつつ皆で柿を食べた。