第80章 おかえりなさい
えっ…この時間に誰!?
嘘でしょ…え、オバケ?オバケかな?
朝にはまだ早い時間なのにぺたぺたと足音を立てながらお風呂に入ってくる人物に恐る恐る見た
すると、そこには三日月達がいた
『…え、三日月?』
三日月「ん?先客か…っと、主か。主は朝が早いな?」
私を見れば少し嬉しそうな表情を浮かべる三日月
なんでそんな嬉しそうなの…!!!
めっちゃくちゃ可愛いじゃん…
そんなことを思っていれば、他の刀剣達も寄ってきた
小烏丸「主も朝湯か?」
『え、あ、うん目が覚めたから…』
鶯丸「俺達も一緒に入ってもいいか?」
『あ、どうぞ…』
って、どうぞっておかしいよね?
もうなんか色んな刀とお風呂に入りすぎて免疫ついたのかな私
同じくお風呂に入ってきても全然動じないわ、偉くない?私…すごいよ、強くなったよ、色々と。
そんな事を考えながら3振りを見ていれば、3振りは湯に浸かれば私の近くによってきた
三日月「いやぁ、朝から主と風呂に入れるとはな」
鶯丸「なんだか得した気分だな」
得した気分って…お前はスケベか!
口には出さないが心の中でそんなことを思う
そんな中、小烏丸が声を掛けてきた
小烏丸「主、二日酔いとやらにはならなかったか?」
『え?あぁ、起きたては頭が痛かったけど…今は全然大丈夫だよ!』
小烏丸「そうか、それなら良かった」
安心したような笑みを浮かべる小烏丸
そして頭を優しく撫でてくれる…流石父