第80章 おかえりなさい
あれから私は刀剣達に止められ、なんとか気持ちを落ち着け皆と一緒にお酒を酌み交わす
『はぁ…鶴丸め……』
鶴丸「あ、主?本人いるんだが…?」
『知るかっ…!てかさ、なんなの?主が居なくなって皆病んでます〜早く助けてあげて欲しいです〜…みたいなこと言ってたのに?皆全然病んでないし!?病んでたのは浦島だけじゃん…そんな闇堕ちまで行ってないじゃん…そんなら私だってもう少しゆっくりして旅館の温かい温泉に入りたかったよ…!』
ボロボロと溢れる愚痴に皆苦笑いを浮かべる
にっかり「完全に酔ってるね…」
数珠丸「えぇ…これは泥酔いコースですね…」
三日月「主よ、そんなに呑んで大丈夫か?いつもはあまり呑まないのになぁ…今日は良く呑む」
『呑まなきゃやってられるかーい…温泉入りたいよー温泉ー…ねぇねぇ温泉…』
長谷部「主!それなら今度、俺と二人で温泉に行きませんか!」
『んー、行く。長谷部と二人っきりで行く』
皆「「「えっ…………?」」」
長谷部「えっ、えぇぇ!?ほ、本当ですか主…!」
『うん…行こー長谷部…もうね、一週間くらい本丸には帰ってきません…私』
皆「「「ええええええ!?」」」
長谷部「聞いたかお前ら…!主は俺と二人っきりで温泉旅行に行くんだ…!はぁ…幸せ過ぎて俺どうしたら…主、いつにしますか!」
『…………Zzzz』
長谷部「あれ、主?」
堀川「寝ちゃったみたいですね…」
長谷部「まぁ、日程は後で決めればいいか。主と何処へ行こうか…楽しみで夜も眠れないかもしれない!」
そう発しながら、長谷部はいそいそと部屋に戻って行った
千子「温泉旅行…ワタシも人肌脱ぎまショウか」
蜻蛉切「…お前は誘われてないぞ」
千子「え」