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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第80章 おかえりなさい





『皆…ほんとにごめんなさい…』


帰ってきてから謝ったものの、再び謝りの言葉が出てくる
こんないい子達なのに…辛い思いをさせてしまった…そう思い始めると罪悪感が半端ない…そう思いながら俯いていれば蜂須賀が私の目の前に来た


『…………え?蜂須賀…?』


無言のままこちらを見てくる蜂須賀

や、やばい…怒ってる…顔が…!
斬られる?ついに斬られる?
いや、まじごめんって…!!!!!
蜂須賀の迫力にスっと涙も引っ込む

すると、蜂須賀は私のおでこに一発デコピンをかました


『いっだ…っ!!!』


蜂須賀「もう謝るな。主が無事に帰ってきてくれただけで俺たちは何もいらないし何も求めない」


いや、待って……いいこと言ってるよ…うん、わかる…
でも蜂須賀のデコピンが強烈過ぎてもう話が頭に入ってこない…!!!もうおでこ砕ける!!!おまっ、手加減しろ!?少しは手加減しろ!?!?

痛むおでこを擦りながら悶えていれば、それを見て笑ってる奴らが居た


和泉守「今のは痛てぇだろ…っ」


堀川「ちょっと兼さん…笑っちゃダメだよ」


鶴丸「主ー、額が赤くなってるぞ?…はははっ!」


アイツら……まじ許さん……
込み上げるイラつきを抑えながら耐えていれば、他の刀剣に声を掛けられる


日本号「やっぱり主はキレてるくらいがしっくりくるな」


蜻蛉切「そうだな。怒っているくらいが丁度いい」


『それじゃあいっつも私が怒ってるみたいじゃん…!』


太鼓鐘「ほぼ怒ってるよなー、主!特にその矛先は鶴さん!」


鶴丸「俺か…!?そんなことはないだろう!まぁ主の怒りは愛情表現だからな、俺は愛されてるってことだ!」


『まじで寝言は寝て言えよお前』


鶴丸「照れるな照れるな。そうゆう所も可愛いがな」


『ムカつくっ…!!!』


燭台切「ほらほら、落ち着いて」


太鼓鐘「主!どーどー!」


鶴丸にかかっていこうとすれば、すぐに他の刀剣に押さえつけられ止められる私であった


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