第79章 審神者復帰
目を開いてすぐ目に入ったのは大きな人
黒を基調とした刀…?
なんか巴に似てる…気がする……
すると私に気づいた黒い人が私に声を掛けてきた
?「主ぃ、起きたか…?」
『あ…えっと……』
?「お初お目にかかる…俺は静形薙刀だ。主が本丸を留守にしている時にここへ来た。挨拶が遅くなってすまない」
『本丸を留守にしてる時…って、怪我してない…!?私がいない時、この本丸色々あって…!』
静形「あぁ、大事はない。この本丸を守る為に来たからな」
『は?そ、そうだったの…?』
やっぱり新刀剣男士ってこの本丸の救世主…
いつもながら感謝だ……ありがとう…
そう思いつつ起き上がろうと思えば、がっちりホールドされて起き上がれない
隣に寝てる人物を見れば、金髪のかっこいいような可愛いような子が私に抱きつきながら寝ていた
『えーっと……この子は?』
静形「あぁ、同じく刀剣の南泉一文字だ。俺と共にここへ来た」
『そ、そうなんだ…』
とりあえず起きたいんだけど…!
そう思っていれば誰かが部屋に来た
御手杵「主ー、飯持ってきたぞー」
博多「主、大丈夫ね?」
部屋に来たのは朝食を持った御手杵と博多くんだった
『あ、おはよう二人とも…!』
私と南泉を見れば御手杵は苦笑いを浮かべた
御手杵「朝からお熱いな〜…」
『は?ちがっ…!勝手に入ってきただけだから!』
博多「俺だって主と寝たことないのに…」
ムッとしている博多くん超絶可愛い…!!!
喜んで一緒に寝るぞ!私は!!
小さい子大歓迎!!!
『博多!今日一緒に寝よう!そうしよう!』
博多「え?いいと?」
『もちろん!久しぶりに本丸に帰ってこれたし』
御手杵「じゃあ俺も」
『しょーがないなぁ、特別だよ?』
御手杵「え、まじ?やった」
博多「どうせ、皆で寝る羽目になるのは目に見えとるばい……」
拗ねたように呟く博多だった