第79章 審神者復帰
『ん………んんっ…』
あれから私…どうしたんだろう…
皆の前で話した記憶と、三日月達がいいこと言ってた記憶はあるけど…そのあとの記憶が無い…
ゆっくりと目を開くと、そこには天井があった
『私……いったい…』
長曽祢「目を覚ましたか?」
『長曽祢…?』
すぐそばを見れば、長曽祢、和泉守、堀川が座っていた
堀川「主さん…大丈夫ですか?」
『あっ…大丈夫…っ…!』
起き上がろうとすれば頭に頭痛が走る
和泉守「ほら、無理すんな。今は寝とけ」
そう言って和泉守は再び寝かせてくれる
『ごめん……私あの後……』
長曽祢「倒れたんだ。きっと、疲れが溜まってたんだろう…」
堀川「主さん、負担ばっかりかけちゃってごめんね…?僕らも主さんの為にたくさん頑張るから…今はゆっくり休んで?後で夜食持ってきますから」
『ありがとう…ごめんね、心配かけて……』
和泉守「謝んな…アンタはいつもみたいに、バカでいればいいんだよ」
いつもならイラッとする言葉でも、今はそれすらも心地がいい…
私、やっと本丸に帰ってこれたんだ…
その安心感に自然と笑みがこぼれる
『へへ、ありがとう…。じゃあお言葉に甘えて今はもう少し休もうかな』
長曽祢「あぁ、そうしろ」
その言葉を最後に私は再び目を閉じた