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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第78章 審神者の危機





『や、薬研…』


薬研「ほんと、無事でよかった…」


薬研は更に私の身体を強く抱きしめる
そんな薬研の身体を私も優しく抱きしめた


『薬研…ごめんね…?私…』


薬研「なんで大将が謝るんだよ…。俺こそ、本当に悪かった…大将を本丸外に出すことになっちまって…」


『いや、私が悪いの…!私が全部…悪いから…そんな悲しそうな顔しないで?』


悲しそうな顔をする薬研の髪を優しく撫でる

こんな悲しそうな顔をさせてしまった罪悪感に押しつぶされそうになる
すると薬研は優しい笑みを浮かべた


薬研「大将は何にも悪くない。大将の事を嫌いになったりもしてないし、前よりもっと大将のことが愛おしくなった。皆もそう思ってる。だから…早く皆に顔を見せてやってくれ」


『薬研……』


薬研「まぁ…もう少し大将を独占していたい気持ちもあるけど」


そう言ってぎゅーっと抱きついてくる薬研
なんだかいつもと違って可愛いな…なんて思っていれば、屋根裏部屋のハシゴ下から声が聞こえた


一期「薬研、いるかー?」


下からする声は一期の声だった
その声に薬研が返事を返す


薬研「あぁ、いるが…どうしたんだ?」


一期「いや、主がそこに来ていないかと思ってね…」


その声に、薬研は私を見てにこっと笑った

絶対私がここに居ること言うよね…
はぁ、すごく緊張する……!!!


薬研「大将なら見てないぜ。他のところに居るんじゃないか?」


………へ?

私は薬研の言葉に動揺した



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