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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第77章 刀解の危機





『もうどこにも行かないからね…』


そう言いながら浦島を宥めていれば、浦島は安心したような表情でこちらを見てきた
その表情に私も安心感を覚えた


それにしても、私がいなくなったことで引きこもりになるなんて…そんなに私のことが好きなのか…なんて都合のいいことを考えてしまう
でもポジティブに考えないと何かに押しつぶされそうだし…!
まだ全ての刀に会ったわけじゃないし…?気が抜けない…


そんなことを考えながら浦島を抱きしめていれば、再びどこからか足音が聞こえてきた


『ん?なんか足音しない?』


加州「…確かに…するかも?」


『え、もう無理だよ?心の臓が全く追いついていかないよ?とりあえず隠れていい?』


浦島「え?なんで隠れるんだよ、主。皆主の帰りを待ってるよ?」


『いや、その…この事件に関しては私の不甲斐なさが原因だから…皆私に怒ってるかなって思って…』


五虎退「そんなことありませんよ…!皆さん主が戻ってきたと知ったら喜ぶと思います!」


優しいな…うちの刀剣は…
皆の優しさにうるっとくるものがあったが、今はとりあえず心の準備が出来てないから隠れたい…!


『ごめん…まだ皆に会う勇気がないから押入れに隠れさせてくれない!?』


浦島「えぇ!?でも…!」


『今だけ!!お願い!!』


加州「はぁ…しかたないね…じゃあここは浦島達に任せて、俺たちは隠れよっか」


『あぁ、さすが加州!話がわかる!』


清光は私の手を握り足早に押入れ付近まで連れていってくれる
そして、押入れに先に入れば私の手を引いた


加州「ほら、おいで、主」


『あ、ありがとう清光』


こうして私は清光と2人押入れへと身を隠した


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