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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第77章 刀解の危機





そっと恐る恐る振り向けば、そこに居たのはまんばくんだった


『まんばくん…!』


はぁ、今日も安定の美人だねまんばくん…
私はまんばくんの顔を見て少し安心した


山姥切「…帰ってきたのか…?」


『あ…えっと…帰ってきたというか…その…わっ…!』


帰ってきたと言っていいものかと言葉を濁していれば、いきなりまんばくんにぎゅっと強く抱きしめられた


『ちょ、まんばくん…!?』


何これ、何この状況…!
このままぶすっと殺られないよね?
大丈夫だよね???

そんな疑問を抱きながらもまんばくんの背中をポンポンと優しく叩いた
すると、まんばくんは肩を揺らした


山姥切「主…っ」


…………え?もしかして泣いてる?
うっそだろ…え?私が泣かしたの?


『ま、まんばくん…?どうしたの?大丈夫…?』


山姥切「…よかった…無事で…」


『まんばくん…』


まんばくんの言葉に、私のことを心配してくれていたと思ったら涙が出そうになった

本当に…いつものまんばくんだ…

そう思いながら私はまんばくんをぎゅっと抱きしめた


『ごめんね…不安にさせて…』


山姥切「主が無事なら、それでいい…」


まんばくんは少し身体を離して目を合わせてくれる

その様子を見ていた清光が声をかけてきた


加州「ちょっと、イチャイチャしないでよねー。これでも結構妬いてるんだから」


千代金丸「俺も妬けるなぁ」


清光は前から甘えん坊だったから分かるけど、千代金丸とは出会って1時間くらいだよ?
出会ったばっかりの奴に妬くのか?
随分と珍しい奴だ…千代金丸……


そう思っていれば、まんばくんはハッとしたように身体を離した


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