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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第77章 刀解の危機





角に身を潜めながらそっと廊下を覗けば、短刀ちゃん達が慌てたように走っていく姿が見えた


『…はぁ…久しぶりの短刀ちゃん達ぃ……尊い…!』


加州「主、そんな場合じゃないでしょ…!」


『あ、そうだった…。あんなに急いで何かあったのかな?』


千代金丸「あの事件の後だからな…怪我人がいてもおかしくはないな。様子を見に行くか」


『そうだね…行ってみよう』


私たちは、行先で起きていることが気になり短刀ちゃん達が走っていった道なりをそっと着いて行った



ー 数分後 ー



『あれ…見失っちゃったかな…』


追いかけてきたつもりだったが、機動力の早い短刀達に追いつくことが出来ず私たちは短刀ちゃん達を見失ってしまった


加州「主かもたもたしてるから…」


『私のせい…!?』


清光と言い合いをしていれば、千代金丸が口を開いた


千代金丸「……主、どこからか声がする…」


『へ?』


千代金丸「こっちだな…」


そう言うと、千代金丸は私の手を握り声のする方へとどんどん歩いていく


『ちょっ、千代金丸!?』


加州「え?ちょっと待ってよ…!俺の主なのに…!」


文句を言いつつ清光も私たちの後を着いてくる

少し歩けば、千代金丸は腰を落として曲がり角から廊下を覗いた


千代金丸「見つけた」


千代金丸の言葉に陰からそっと覗けば、部屋に声をかけている五虎退と秋田と愛染がいた


『…何してるんだろう…』


そう思いながら様子を見ていれば、話の内容が聞こえてきた



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