第76章 今後の予定
皆お風呂に行ったし、私はのんびりこんのすけのことでも待とうかな…
そう思い、敷いてある布団に腰を下ろせば小窓から見える星空を眺めた
『本丸、無事かなぁ…』
?「そんなに心配か?」
『え?』
私しか居ないはずの部屋で声をかけられ、ハッとして声のする方を見れば小烏丸が立っていた
『小烏丸?なんでここに?お風呂に行ったんじゃなかったの?』
小烏丸「主を一人にするのは心配だったからな。我が傍に付いていようと思って戻ってきた」
『え、いや大丈夫だよ?別に一人になったからって何かしでかしたりしないから…!』
小烏丸「それでも、一人だと心細いものだぞ」
そう言って小烏丸は私の隣に腰掛けてくれた
『小烏丸…ありがとう…』
小烏丸「いいってことよ。主を支えるのも、大事な使命だからな」
小烏丸は優しく微笑み、頭を優しく撫でてくれる
それだけで少し安心している自分がいる
やっぱり一人より誰かいた方が寂しくないな…なんて思いながら小烏丸を見れば、小烏丸はゆっくりと顔を近づけてきた
『…小烏丸…?…んっ』
顔が近付いたかと思えば、いきなり唇に優しいキスを落とされる
小烏丸「…不安な心は、我が埋めてやろう」
『小烏丸…それってどうゆう……わっ…!』
小烏丸の言葉の意味を理解しようとする前に、いきなり布団に押し倒された
『ちょっ…小烏丸……んっ…!』
押し倒されたと同時に、唇に深くて長いキスをされる
小烏丸「ん……」
『んんっ…ふ…』
ねっとりとしたキスと同時に、胸に手が伸びそのまま優しく揉まれる
キスのせいで上手く酸素が回らなくなり何も考えられなくなる