第76章 今後の予定
『まったく…余計な事言って』
日向「ごめんって」
大和守「そういう事軽率に言わないでよね」
加州「そうだよ…俺たちだって気が気じゃないんだから」
そんな安定と清光の様子に日向くんはクスっと笑った
日向「主は皆から好かれてるんだね」
『え!?そうなのかな…でも今回の事件で少し不安になったけどね。初めてあの本丸に来たときは絶望でしかなくて、刀剣達も全く懐かなかったし…でも少ししてから皆がだんだん味方してくれるようになって…少しだけ自信がついた気がしてた。』
蛍丸「主…それは主が悪いわけじゃないよ」
加州「そうだよ…!俺たちも、あんな前任なんかに操られて…まだまだだった…本当にごめん主…」
加州の言葉に皆申し訳なさそうに黙り込んでしまった
……違う…、こんな顔をさせたい訳じゃない…
まただ…私が不安になってたら皆も不安になっちゃう…
『ごめん…私がこんなんじゃダメだよね…本当にごめんね…?あ、ほら…!皆疲れてるだろうし、温泉でも入ってきたら?一日の疲れは今日のうちに流しておかないと!』
髭切「そうだね…疲れが溜まっていると嫌なことばっかり考えてしまうし、皆で疲れを流しに行こうか」
謙信「うん!そうだね!つかれてるのはよくないから、おふろにはいってつかれをながそう!」
お風呂の話題を振れば、皆顔をぱぁっと明るくさせた
そんな皆を見ていれば蛍丸が声を掛けてきた
蛍丸「主も一緒に入る?」
『あ、私は後から入ろうかな…こんのすけから何か連絡が来るかもしれないし』
蛍丸「そっか…じゃあ俺たち先に入ってくるね?」
蛍丸は残念そうにしたものの、皆と一緒にお風呂へと行ってしまった