第76章 今後の予定

………そう言えば、あんみつって…清光と安定みたいだなぁ…
安定の安をあんとして、清光の光をみつとして…あんみつ？
あんみつを進めてきたのってそう言うこと！？
やだ、自分たちを勧めてくるなんて…！
素晴らしい…そしてとてもいやらしい…！！！


そんな一人妄想をしていれば、不思議そうに二振りが顔を覗いてきた


加州「主？ニヤニヤしてるけど…何考えてるわけ？」


『あ、いや…その！安定と清光を合わせるとあんみつみたいだなぁって思って！そしたら勝手に微笑ましくなっちゃった』


安定「そうなの？よくわかんないけど、主がまた笑ってくれて僕達嬉しいよ」


そう言って安定は私の頭を優しく撫でてくれた
初めてのことに私は目を見開いた

いつもは甘えたっぽいのに…
いきなり頭撫でてくれるとか…照れる！！

すると、その様子が気に食わなかったのか清光が口を出した


加州「ちょっと安定！俺だってあんまり主のこと撫でたことないのに！ずるいんだけど…！」


大和守「別にいいでしょ。僕より清光の方がいっつも得してるし、これくらいいいじゃん」


加州「っ……主！！」


悔しそうな顔をした清光にぐっと腕を引かれれば至近距離で見つめられる


『……へ？な、なななに！？！？』


加州「俺のお団子分けてあげるから、俺にも一口くれない？」


『……え？あ、う、うん…そのくらいならいいけど…！』


なんだ、そんなことか…！
そのくらいなら全然いいけど…近かったからキスでもされるかと思って身構えちゃったじゃん…恥ずかしすぎる…


加州「主？何か変なこと考えてた？」


『えっ！？な、何言ってんの！そんなわけないから…！』


加州「ほんとかなぁ。主結構エロいし」


『わーーーーー、黙れ黙れ！！！！！』


安定「主！相手なら僕が！」


『いやいや、いらないから！！！そうゆうの求めてない！！』