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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第75章 巡り合わせ





『あの、それってどうゆう……』


?「仲間に裏切られた可哀想な審神者を助けたのは僕だよ。ちゃんと思い出して」


その言葉に私は頭をフル回転させて考えた

…………って、寝起きの頭で考えさせるとか鬼畜か!!!
無理に決まってんでしょうが!!!


『ごめん、思い出せないや…』


?「そっか……」


私の言葉にしょぼんと落ち込んでしまった男の子
この自体をどうしたらいいのか私は目線をズラしたその時、こんのすけからもらった刀が見当たらないことに気づいた


…………もしかして……



『…はっ、もしかして……あの時の刀…?』


?「……!思い出してくれた?」


『…………うん、多分?』


?「よかった…嬉しいよ」


私の言葉に今度は嬉しそうな笑みを浮かべる男の子
きっとこの子は私を守ってくれたあの時の刀に違いない…確信はないけど。
この喜びようは多分そうだよね?

そんなことを考えていれば、男の子は私の手をキュッと握ってきた


?「僕は日向正宗。キミを助けたあの時の短刀だよ」


『まじか…!!あ、えっと、その…あの時はどうもありがとう…本当に命拾いしたよ…。日向くんが居なかったら今頃私は…』


日向「そんなくらい顔、しないで?そんな暗い顔似合わないよ」


そう言って、日向くんは私の頬をそっと撫でた
相手はショタなはずなのに、何故か胸がドキリとした

しかも、なんか凄くかわいい…!!!
……それはそうとこの子を顕現しようとした時、全然顕現できなかったのに…なんで顕現されてるの?謎すぎる…


『あのさ…私、日向くんのこと顕現しようとしたんだけどできなかったんだよね。なのになんで顕現されてるの?』


日向「んー…僕にも詳しくはわからないけど、時間差かな?」


ん?時間差とは???
顕現に時間差なんてあるのか…!!!
珍しいこともあるもんだ…



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