第73章 本 丸 に 迫 る 影
あれから私はお風呂にやってきた
誰かいるかなと思い私は脱衣場からお風呂を覗いた
『...うん、居ないね?よかった!』
誰もいない方がゆっくり入れるからいいんだよね!
そう思いながら、私は服を脱ぎお風呂に入った
〜 数時間後 〜
『ふぅ、さっぱりさっぱり!』
お風呂から上がり髪を乾かせば、私は自室へと向かった
今日も疲れたし、早く休もうっと...
自室に来れば一つあくびを漏らし、既に敷いてあるお布団にゴロリと横になり天井を見上げた
『はぁ〜...』
一人になると色々考えてしまう。
審神者って楽な仕事だと思ってたけど、全然違うなぁ...重みが違う
そう言えば、前任どうなったんだろう...ちゃんと保護してくれたのかな...
あれからこんのすけから何の報告もない
未だに保護されずにこの本丸を探しているとしたら...?
まさかの寝てる間に襲撃されたりして...
って、ダメダメ!!!
こんなネガティブ思考はダメだよ...!
余計に不安になるし、主がこんな不安になってたら皆も気にしちゃう...
『ダメだ...もう寝よう』
考える前に寝よう
寝たらきっと不安も和らぐはず!
そう思いながら私はゆっくりと目を閉じた