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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第73章 本 丸 に 迫 る 影





あれから私は刀剣達と今日の出陣の成果や、遠征の成果を話しながら夕食を済ませた
一日の疲れを癒す為に私はお風呂に入ろうと廊下を歩いていれば三日月達に遭遇した


三日月「おお、主。今から湯汲みか?」


『あ、うん!そうだけど…皆は湯上り?』


小狐丸「はい。先程湯上りしたばかりで」


『そっか。最近寒いから湯冷めしないようにね?』


石切丸「それは主もだよ。風邪を引かれてはみんな心配するからね」


『ありがとう石切丸!風邪引かないようにするね?』


鶯丸「まぁ、風邪を引いても俺が看病してやるから大丈夫だろう。茶くらいは入れてやる」


風邪引いてもきっと鶯丸は茶しか出さないんだろうな…
そう思いながら苦い顔をすれば大包平が会話に入ってきた


大包平「茶もいいが、風邪には粥だろう」


石切丸「確かにね」


『ちょっと、まだ風邪引いてないのに風邪引く前提で喋るの辞めてもらっていいかな?』


なんで私が風邪引く前提で話してるんだ全く!
絶対に風邪なんて引かないぞ…!!!


『あ、じゃあ私は行くね?皆も部屋で休んでね』


そう言ってその場を去ろうとすれば、三日月はハッとしたようにこちらを向いた


三日月「……湯冷めしたみたいだ。もう一度湯に浸かるとするか」


……いやいやいやいや、おかしい!
狙って言ってるよね!?絶対に!!!


『部屋に戻って温まってください』


三日月「よいではないか」


『ダメだよ!ろくな事しないんだから!』


三日月とお風呂に入ったらまた襲われかねない
危険なおじいちゃんだ……


石切丸「まぁまぁ。冗談はさておき、私達はそろそろ行こうか」


三日月「冗談では無いのだが……」


小狐丸「さ、参りますぞ」


何かを察したのか、皆は三日月を連れて部屋に帰っていってしまった
あぁ、石切丸の小狐丸に感謝!!!

私は二人の背中に手を合わせてからお風呂へと向かった



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