第72章 今日から始動
和泉守「ん……」
和泉守が身体を離したかと思えば、唇に軽くキスをされた
『ん…ちょ、いきなり……』
和泉守「仲直りのキスって奴だ」
『……バーカ』
大胆な和泉守に少し照れながらも微笑み返す
すると和泉守も微笑み返してくれた
はぁ、なんか照れくさいや……
でも和泉守と仲直りを出来てほっとしたな…
今まで心につっかえていたものが取れた気分だ
そんなことを考えながら和泉守を見ていれば、どこからかこんのすけが現れた
こんのすけ「主様!」
『!?……こんのすけ!?』
こんのすけ「主様…!お話があります…!一度審神者部屋へ戻って頂けますか!?」
こんのすけは何やら慌てたような様子だった
こんなに慌てているこんのすけは初めて見たかもしれない
何があったのか分からないけど、私は一度審神者部屋へ戻ることにした
『和泉守ごめん、ちょっと行ってくるね?』
和泉守「あ、あぁ…分かった」
和泉守に一言告げれば、私はこんのすけと共に審神者部屋へと歩みを進めた