第68章 たまには酔い潰れるまで
蛍丸「主…好き」
『私もほたるん大好きだよ?』
ほたるんの頭を撫でながら言い返した
するとほたるんは一度俯いてしまった
……どうしたんだろうか…私なにか悪い事言った!?
大好きとか言ってくんじゃねーよ、気持ち悪いな!とか思われた?
えぇ、それすっごい傷付く…!!
俯いたほたるんを見ながら私は内心焦っていれば、ほたるんはパッと顔を上げて再び笑った
蛍丸「俺のこと好き?」
『え?うん!もちろん!大好き!』
蛍丸「ならさ…ちゅーしよ?」
…………ん?
今なんて言った?ちゅーしようって言わなかった?
ほたるんが?ちゅーしようって?
ウソだろ…ほたるんだよ?
ほたるんの言葉に私は困惑していれば、ほたるんは眉毛を下げた
蛍丸「主……ダメ?」
『あ、いや……ダメってゆうか…その……!』
ダメじゃない…ダメじゃないけど…!
こんな可愛いショタにキスなんてしたら…なんか罪悪感に押しつぶそうになるから…!
ショタに手出したら捕まるんだよ…!
こんな所を政府に見られたりでもしたら…
そんな私の考えなどを他所にほたるんは私の腕を掴んだ
蛍丸「いいでしょ、主……ちょっとだけだから…」
そう言って、ほたるんは私の手を引っ張れば私の唇にちゅっとキスしてきた
『……!』
蛍丸「……へへ、主大好き」
唇を離し無邪気に微笑むほたるんに私は悶絶してしまった
可愛い…可愛い過ぎる……!!!
ほたるんどうしたの?強引で可愛い…!
不覚にもキュンキュンした……
それにしても、ほたるんの唇柔らか……
って、ダメダメ!私ってば犯罪発言……!
『ほたるん…私も大好き…』
蛍丸「嬉しいな。あ、この事は国行と国俊には内緒…ね?」
そう言って唇に人差し指を添えるほたるんが可愛すぎるのは言うまでもなかった