第1章 今日から私の本丸
私、みょうじなまえは今日から審神者になります。
~ ある日の出来事 ~
政府「審神者になりませんか?」
『え、審神者…!?い、今流行りの審神者ですか!?』
政府「はい、貴女を見込んでお願いしたいのです」
『な、なります…!!!』
待って、審神者って今流行りの職業だよね?
お金ががっぽり貰えて本丸とやらでぐーたらしてればいいだけの審神者…!!!←
政府「ぐーたらとは…ちょっと違うかと…?」
『え、私何も言ってませんよ?』
政府「口からダダ漏れです」
『あ、すみません。口が緩いみたいで!』
政府さんが溜息をしている中、ニートな私は審神者になる決心を固めたのだった。
~ 現実 ~
そして今私は、自分の担当になる本丸の前に付き添いのこんのすけと立っている。
『ん?なんか空気が重い様な…?』
こんのすけ「この本丸は暫く放置されてますからね…」
目の前にがっちりと門構えしてる本丸からは、異様な妖気が漂っていた。
『こんのすけ…これって中入っても大丈夫なの…?』
こんのすけ「はい!もちろん、審神者になるからには入らないといけません!」
『ど、どうしても…?』
こんのすけ「はい!どうしても!」
本丸に入りたくない雰囲気の中、こんのすけは何故か敬礼のポーズを取っている。
うん、可愛いぞ…!こんのすけ!