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∞な短編集

第4章 ヤキモチの先には………?


涙目のちぃは

「裕ちゃんも丸ちゃんもいるのに

何で………?」


なんて聞いてくるから


少し濡れたちぃの唇に

触れるだけのキスをして


「お前ほんまにわからんのか…?

お前が悪いんやぞ…?

俺の前で嬉しそうにあいつらに

抱きついたり…

寝顔見てにやけたりするから…


お前は…

いつでも俺だけを見といたらええねん(笑)」



そんな言葉を囁きながら

ちぃの服に手を忍ばせようとすると



ちぃは必死の顔で服を押さえてきて…


「何やねん……?」


そう聞いた俺に…


「二人がいるからダメ!!

今日だけは絶対ダメ!!!」


なんて真っ赤な顔で反抗する…(笑)


そんなちぃの必死の抵抗に

軽く舌打ちをし…


「やから泊めへんて言うたのにあいつら…

明日起きたら覚えとけよ!?


今日だけはしゃーなしで


我慢するけど…その代わり明日は

今日の分もやるからな…(笑)?」


そう真顔で言うた俺にちぃは


"バカ(涙)!!"なんて暴言を吐き


布団の中に顔を隠した(笑)





………村上信五の場合………
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