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【忍たま乱太郎】~空蝉物語~【兵庫水軍中心トリップ逆ハー】

第2章 忍術学園での邂逅【幼虫編】


そこでふふふっと食堂の奥に居た食堂のおばちゃんの笑い声が聞こえた。

「どうしたんです、食堂のおばちゃん?」

雷蔵が席から声をかけると、

「ああ。ただね、年の離れたお姉ちゃんに
沢山の弟がいるみたいだと思ってねえ」
「成程、確かに」

顔を出してきたおばちゃんに同意して雷蔵も笑顔を浮かべていた。

「正直こんなに可愛い弟がいるなら、幸せですよ~」

そう言って麻言は近くに居た庄左衛門や
三治郎等の頭を撫でると皆顔を赤くした。
それを見て『あっ、庄左衛門、三治郎ズルい』
とは組が全員群がってきてもみくちゃな状況になってしまった。
口では「こらこら」と言いつつも甘えてくれる彼らが可愛くて
無理に引き剥がそうとはしなかった。

その間確かにこの中では癒やしの空間が広がっていた。


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