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私は吉原のお姫様【R18】

第5章 ついに始まる学校祭


「イクッ、イッちゃうぅっ、あぁぁっ!」



半ば悲鳴のような声を上げて思いっきりイッてしまった。


頭の中には斗真、でも目の前にいるのは真野さんという現実。



「…い、やだ。斗真…斗真じゃなきゃ」



快感に溺れたくなるのを必死で抑えて私は抵抗する。



「も、やめてっ!約束、んっ…した」



真野さんは止めようとせず、ただ快感を欲しがるロボットのようだ。



これ以上されたら、受け入れちゃう…



私は必死で体を捻ると、不意に紐が偶然にも外れてくれた。


その瞬間、私はデスクに置いてあった服やカバンを掴み部屋を出た。



廊下に人はいなかったのでその場でスカートとコートだけ羽織り全力疾走してロビーを出た。


それだけで股が擦れる度に軽くイってしまっている。



♪ー♪ー♪



「…もしもし、中里です」


「蒼茉さん、はぁ、真野さんが…」



私はホテルの名を言い、ホテルと隣の店との間に身を隠す。



体が熱すぎる、触りたい…



口から何度も吐息が漏れて今にも意識が飛んでしまいそうだ。



「優里ちゃんっ!!!」



そう思った瞬間、私の名を呼ぶ声が聞こえた。



「蒼茉、ん…ここ」



呂律がうまく回らないけど、なんとか声を出すとすぐに蒼茉さんは見つけてくれた。



「っっ////」



見つけた瞬間、 顔を赤くして深く深呼吸をしてから私を車に運んでくれた。


背中に腕が回っただけなのに私は感じてしまい、体がビクつく。


すっかり身体中が性感帯のようだ。



「ここから家までは5分で着く、斗真家にいるから我慢してね」



そう言って蒼茉さんは運転してる間、私は必死に耐えていた。








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