第5章 ついに始まる学校祭
ピピピッ、ピピピッ
「優里ちゃん、時間、だよ」
息が上がり気味の真野さんはそう言いながら、私の方にやってきた。
口元に手を添えて、私の口を開けるとそこに冷たい液を流し込んできた。
それから3分ほど経つと、先ほどよりも体は火照ってきて耐えがたい欲がじわじわと体を襲ってきた。
息を殺しきれず、稀に漏れてしまう。
体を捩りたいところだ、捩ると手を縛っている紐が擦れて痛いのだ。
それからも我慢し続けてお互い何回か媚薬を摂取した。
すでに一回に使う最高量を軽く上回っている。
手首の痛ささえも快感に感じるほどで、私は体を捩りなんとか欲を抑えていた。
「はぁ…んっ、くっ……ぁあ…」
ソファベッドの方からも苦しそうな声が聞こえてくる。
思いっきり中かき混ぜてほしい…
快感が欲しい、体を重ねたい…
なんて言葉がうっかり出てきても可笑しくない。
もう胸の頂きも痛いほど経っているし、下はお漏らししたみたいにぐちゃぐちゃだ。
ピピピッ、ピピピッ
真野さんが飲む合図がなり、彼は立ち上がる。
顔は赤く、目がトロンとしている。
それにズボンの中で苦しそうにも自己主張しているソレの大きさは嫌でも目につく。
真野さんの姿を見ると、欲求が抑えられなくなりそうなので私は目を瞑った。
そして、不意に唇に柔らかい感触を感じた。
驚いて目を開けると、真野さんがキスをしていた。
口を無理やり開けられると、口の中にあったと思われる媚薬が私の口にも入ってきた。
「ふっ、んんっ…はっあ、…」
狂ったようにキスをしていたら、急に強い快感が身体中をほとばしった。
真野さんがソレを私の中に入れてきて、おかしなくらい激しく動く。
「ああんっ!…うあっ、あぁ…」
1突き、1突きがとても深くて私は声を我慢するのにも忘れて、快感を求めて腰を動かす。