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私は吉原のお姫様【R18】

第5章 ついに始まる学校祭


コンテストが終わり、すぐに閉祭式が始まった。



まだ胸がドキドキしている中、私は生徒会長の挨拶を無事にやり遂げる。



「今年は例年よりも来校者が多く、収入は歴代最高額でした。

職員会議で検討し、皆さんが待ち望んでいるであろうテレビの購入をします。


皆さん、お疲れ様でしたぁ!!」



という校長の言葉で学校祭は終わりを告げた。



ちなみに、私たちのクラスの利益額とお客さんの満足度は1位であった。




教室に戻ると私達はクラスメイトに拍手で迎えられた。



「お前達のおかげで学級費を1万円頂きましたぁっ!」



委員長が封筒を持って喜んでいる。

私たちをエントリーした理由はこの賞金目的なようだ。



「この後はこのお金で打ち上げだぁっ!」



教室の片付けをしながら、みんな盛り上がっている。


今年の学校祭は無事に成功して嬉しい気持ちでいっぱいだ。



斗真とハイタッチして、私たちも片付けに加担した。






それが終わるとすぐに生徒会の方へ行き、そちらでも激励をする。



「みんなのおかげで成功させることができました、お疲れ様でした」



みんなで一言一言喋っていき、学校祭を振り返る。



「校長先生が打ち上げ費をくれたので、日程を合わせて私たちも行きましょう」



という言葉で締めると、またクラスに戻る。




打ち上げはこの後すぐに、駅前のお店で行われるらしい。



「優里もくるでしょ?」



クラスの子にそう聞かれたので私は「うん」と答えておいた。






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