第5章 ついに始まる学校祭
もう、早くイッてっっっ!
快感に溺れ、意識は飛ぶ寸前だったが想いが通じたのかみんな一斉にイッてくれた。
「はぁはぁ、よく頑張ったね〜!じゃ、ちゃんと迎えに来てもらわなきゃね」
私はやっと解放されると思ったら真野さんはカメラに向かってこう言った。
「***県***町*-*-*の倉庫の中に優里ちゃんはいるよから、誰か迎えに来てあげてね〜」
「何言ってんの⁉︎そんな事したら……」
また知らない人に犯される……嫌だっ…
「蒼茉さんっ、斗真っ、助けに来てよっっ!」
私はカメラに向かって泣き叫ぶけど、スクリーンには勝手に盛り上がってるコメントだけだ。
真野さん達はカメラ等を持って、笑いながら倉庫を出て行った。
「待ってよぉぉぉぉ、縄外してよ!」
私が叫んでも誰もこない、自分の声が響くだけ。
必死に体を揺らすと体重がかかりまくっていた縄は簡単に千切れてはくれたけど
脚が使えるようになっただけだ。
手首を縛っている縄がすれて、血が出ている。
這いつくばるように私は歩き、やっとの思いでイスまで行く。
周りにはただの布切れと化したスーツが散らばっていた。
私はただ茫然と泣く事しかできない。
寒い…身体中がいたい…助け…て…
私はそこで意識を手放してしまった。
斗真side
「兄ちゃん、当てはあるの?」
「何もないっ!けど探さなきゃ…」
俺は電話して、兄ちゃんに事情を伝えるとすぐに学校に来てくれた。
「とにかく乗れっ!車で探すぞ!」
俺たちは車で学校付近にはを探すがなかなか見つからない。
その時、先輩からメッセージを送ってきた。
「斗真っ!これすごくね⁉︎ちょっと会長に似てるんだけど!!」
そのメッセージとともに送られてきたのはどこかのサイトのアドレスだった。
俺はそのアドレスを押すとすぐに画面は切り替わる。
【レイプしてみたwwww】
という題目で動画が流れている。
どうやらこのサイトはR18指定の動画を配信したりしているようだ。