第4章 彼の正体
唇が離れた時にわたしは涙を流してることに気がついた。
「ごめん…苦しかった?」
悲しそうにそう聞く蒼茉さんにわたしは首を振る。
「大丈夫…もっとして、お願い」
自分でも分からないけど、尋常じゃないほど彼の事を体も心も欲していた。
まるで今まで孤独に生きてきた分を埋めたいかのようだ。
なんどもキスをしてる内に、私達の服が乱れて徐々に肌が合間から覗く。
優しく胸を揉まれている間も彼はキスをたくさんしてくれた。
「もうこんなに硬くなってるよ…どうしてほしい?」
私の胸の頂の近くで言われた為、彼の吐息に感じてしまう。
「つ、よく摘んでっ…欲しいです///」
恥ずかしいのを必死にこらえて言うと、
彼は優しく微笑んだ。
「よく言えたね、偉い優里にはご褒美だ」
そう言って私が1番感じる触り方をしてくれた。
「あんっ///それだ、めぇっ…」
体をくねらして快楽から逃げようとするが、彼の強い力で固定されて逃げられない。
「蒼茉さ…ん、イキそう…あぁっ///」
「胸だけでイくなんて感度良すぎだね?
可愛い優里のイキ顔ちゃんと見せてよ」
そう言った蒼茉さんは一層力を強めた為私の身体中を甘い痺れが走り、腰を浮かせて盛大にイッてしまった。