第3章 いつもの昼、いつもの夜
優しく何度もキスを落とし、スカートの中の手が動く。
割れ目をなぞるように上から下へと。
ものすごく柔らかい手つきなのに稀に強く押されて体が強く反応してしまう。
「まだ上からなのに….腰跳ねてるよ?」
クスッといたずらそうに彼が色っぽく微笑む。
「だっ、て…はんっ!…んんっ…」
「だって…?何…?」
彼がそこでいきなり手を止め、私に顔を近づけて来た。
「言わなきゃ触ってあげない」と言う事をその顔が物語っていた。
気持ちいい、なんて言葉はいつもなら意識して色っぽく、余裕で言う事ができるのに今日は恥ずかしい。
「無理…言えない…」
恥ずかしさで涙がこみ上げてきた。
顔も体も変に熱いし、今日の私は私じゃないみたいだ。
「言ってよ、こうされたらどうなの?」
彼がまた割れ目をなぞりながら聞いてくる。
「んっっ…きもち、良いで、す…///」
顔を背けて小さな声で言うと彼は満足そうに口角を上げた。
「よくできました、優里は偉い子だね」
ふわっと頭を撫でられ、なんだか子供になった気分だ。
「そんな偉い子にはご褒美だね?」
止まっていた手がまた動き出した。
しかし先程と違うのは手の場所だ。
彼の暖かい手の体温が私の肌に直に伝わる。
指が動くたび、卑猥な水音がなる。
「やぁっ…はず、かしい///」
そんな私の言葉とは裏腹に彼の指は3本に増えて、中でバラバラに動く。
「そんな顔して、エッチだねぇ?
こうされるのはお好みかな?」
そう言いながら指が奥深くに勢いよく入ってきた。
そしてすぐに抜くという素早い出し入れ
には声が我慢できなかった。
「ひゃっーーぁんっ、…ふっっ…」