第1章 〜 報われない恋 〜
「ねぇ翔ちゃん。」
翔 「ん?」
「潤、愛理ちゃんとうまくいってないの・・・?」
潤がうちにご飯を食べにきてから1週間後
嵐のメンバーであり
潤とあたしの高校時代からのクラスメートである
翔ちゃんと
居酒屋で飲んでた
呼び出したのはあたしだ
潤と翔ちゃんと
あたし
3人は高校時代から良く一緒に居て
今でもそれは変わらない
ふたりはめちゃめちゃスーパーアイドルだけど
あの頃と変わらず同じ様に接してくれる
翔 「潤くん、何か言ってた?」
「このまえご飯食べにきた時、元気なかったみたいだから。」
平静を装い何気なく答える
翔 「んーなんか距離を置こう的な事言われたらしいよ?」
「別れた・・・わけじゃないんだよね?」
翔 「別れたとは聞いてないなぁ。」
1週間前のあの潤の寂しそうな目を見てから
あたしの心は
ずっとざわついてる
心の奥底に沈めてる
潤への想いが
ここから出して欲しいと
あたしに訴える