第5章 〜 真実 〜
の家に行った次の日
昨日の苛立ちを引きずったまま仕事をこなし
楽屋へ戻る
から謝りの電話でもきてるかと
思ったけど
携帯には着信もメールもなし
思わず乱暴にテーブルに携帯を投げると
「翔ちゃん。怖いよ。」
とニノから一言
翔 「ああ・・ごめん。」
和 「どしたの?」
翔 「あー・・うん。」
和 「翔ちゃん、今日イライラしてたでしょ。」
翔 「ごめん・・・。」
和 「いやいやいーんですよ。ただめずらしいなーと思って」
翔 「・・・・・・・・。」
和 「何かあった??」
言っていいもんか一瞬迷ったけど
このままじゃ俺のストレスは限界で
楽屋にはニノと俺のふたりだけだったし
話しを聞いてもらうにはいつでも冷静なニノは
ちょうど良かった