第16章 今年も夏休みはおわらないっ! 〜今年も大集合!1日目移動編〜
あれ?みんながいろいろ言ってくるからどんどん訳が分からなくなってきたぞ…?
メモを見返しながら慌ててみんなに制止をかける。
『ちょっ!待って!とりあえずまとめるけれど、野菜はキャベツ、もやし、玉ねぎ、じゃがいも、人参は確実だけど他はお店の品揃えによりけり…だよね?
お肉はお店に行ってみてからかな?
あとは焼きそばにウインナー。しいたけにトウモロコシのバターソテー、エビにイカにホタテ…
誰よ…マシュマロとビスケットとか言ったの。』
そう聞けば蛍が自分だと手を挙げる。
「僕です。知らないんですか?マシュマロ焼いてビスケットに挟むと美味しいって。」
『知ってるけど…やるの?』
マシュマロサンドを提案してきた蛍はさも当たり前のように首を縦にふる。
『まあ…いいけど…
あと魚介は安かったらね?トウモロコシもできたらやるよ。あとしいたけも。』
とりあえずあとは明日、明後日のご飯を決めなきゃ。
今出た材料を含めてどんな食事が作れるか。
頭の中でまとめつつ、私はみんなの意見を聞きメモを取るのであった。
『だからお肉は入れるからおとなしくしてて!リエーフ!木兎っ!』