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【ONE PIECE】 海の娘 ウミノコ

第10章 頂上戦争 終盤戦





私の願いは叶わない。





「いいか、ロジャーの船に短い間だが乗っていた女はロジャーの母親だッ!
その女に瓜二つな、お前はロジャーの妹だッ!!」

「そんな馬鹿な」
「本当か・・よい」
「まだ生きていたのか?!」

妹だったの?!
えっ?娘かと思ってた・・

シャンクスの過去を見た時確かにロジャーと私に似た女の人が寄り添ってたけど、アレが親子?
だとしたら・・・

「それだけじゃねぇよ。
俺の憶測だが、お前なら行けるんだろう?」

『・・・』

「言わないって事か・・
なら、父親の話でもするか?」

父親・・?
ティーチは誰か知っているの?


「海の子一族の女は皆、若い。
海の近くに住めば成長が著しいが一定期間が立てば、歳を取らねぇって話だ。
身に覚えあるだろ?

あの女も若かった。
そして、お前と同じで惹きつける何かがあった。
だからな、お前の父親はあの女と恋に落ちたんだ。

ミホークが父親だと思っていたが違う、あの男が白ひげに会いに来て気付いた。
お前はもう既にいなかったがな・・ゼハハハッ!!」


「そこまでだ!」

そう言ってセンゴクがティーチに襲いかかる。
それを皮切りに、止まっていた戦いが始まった。

「やっと見付けたんだ、俺が連れて行くぜ、ゼハハハ!」

「来いッ!」

動けない私をマルコ兄様が肩に担ぐ。
船まで走るが海兵達の攻撃は止む事がない。

『マルコあっち行って!あそこにルフィがいる』

「ダメだい!赤犬はお前を殺す」

『ルフィはエースと父様の望みなの!
助けなきゃ、彼は死んではいけない男よッ!!』

赤犬がルフィを連れたジンベエを追い詰めていた。





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