第20章 プロローグ3
ーグランドライン シャボンディ諸島ー
2年の月日が流れ、再集結した麦わらの一味。
新たな旅が始まろうとしていた。
「おい、眉毛。
あいつに手出したんじゃねぇだろうな?」
「クソマリモ!
レディにそんなマネするわけねぇだろうが!
テメェこそ、妙なマネしたんだろー!」
どうにか海軍の追っ手を巻いた一同は、甲板に集まっていた。
「オレも会ったぞ」
「私もよ」
ニコニコ笑い合うチョッパーとロビン。
「えーっ、私の所には来てないよ」
「私の所にもです」
残念がるナミとブルックにフランキーは、舵を取りながら言った。
「航海士は空にいたんだろ?
そう簡単に行けるところじゃねぇからな〜」
「ナミ!空島にいたのか?
俺の所にも来なかったな」
「何故でしょうね〜。
是非お会いしたかったです」
「・・ブルック、お前ん所には来ないだろうな」
何でですか?! と、叫ぶブルックにゾロは骨だからとストレートに言い切った。
ショックを受けるブルックに構う事なく、進んで行く。
目指すは、魚人島。
「さぁ!出発だーーーっ!!!」
船長 ルフィの掛け声でまた、新たな旅が始まった。